草刈り機を使った草刈りの方法は、昔から作業されている方法の『下刈り』と数年前から話題になっている『高刈り』です。
「草刈り機の使い方」「草刈り機の刃」の説明は後日説明します。
『下刈り』には『下刈り』のメリットとデメリットがあります。
同じく、『高刈り』には『高刈り』のメリットとデメリットがあります。
2つの違いは、草の成長点に関連します。
その2つの刈り方(『下刈り』・『高刈り』)のメリット・デメリットを紹介します。
『下刈り』は、作業回数を少ないが刈る量が多く、広葉草の成長点を刈りやすいので、草の成長スピードを抑える事ができます。
『高刈り』は、作業回数が多く刈る量は少ないです。イネ科の草と広葉草共に成長点を残すので、草の成長が早く作業回数が増えるます。
『下刈り』について
最もポピュラーな草刈りの方法で、基本的に地面ギリギリで草を刈ります。草を刈った結果、成長点が残るのは、地下茎の草とイネ科の草となります。
本当は『下刈り』でも、ソコまでと思います。(イネ科の草の場合、成長点が地上の場合と地下の場合があります)
『下刈り』で確実にイネ科の草の成長点を刈るならはオジサンの方法は有効だと思います。
『下刈り』のメリット
- 刈る回数が少ない。
- 成長点の高い草の成長を抑える効果がある。
『下刈り』のデメリット
- チップソーが傷む可能性が大きい。
- ナイロンコードを使用した場合、刈った草や小石が多く飛散する。
- 成長点の高い広葉草を減らし、イネ科の草が増えやすい。(イネ科の草は成長点よりも下で刈り難いです)
- イネ科の草を好む害虫(カメムシ)が増える可能性がある。
『下刈り』のまとめ
草刈り機の刃の種類は選びません。地面ギリギリを攻めやすいナイロンコードがおススメかもしれませんが、小石など飛散するので気を付ける必要があります。
道の近くだと自動車などに、飛散する物が当たって問題になるかもしれないので気をつけましょう。
『高刈り』について
数年前から話題となっている草刈りの方法です。方法は全ての草(イネ科の草・広葉草・地下茎の草)の成長点を残して刈る方法です。
基本として地面から5~8cmの高さで草を刈ります。(情報によっては約10cmと紹介している記事もあったので、正確な高さはワカリマセン)
なので、5~8cmで良いと考えています。
『高刈り』のメリット
- イネ科の草を好む害虫(カメムシ)が減る。
- 地面から浮かせた位置で草を刈るので、草刈り機の刃への負担が減る。
- 道具を使えば気軽に作業できる。
『高刈り』のデメリット
- 成長点を残すように草を刈るので、草の成長が早いので刈る回数が増える。
- イネ科の草だけで、広葉草がほとんど無い土地では無駄になる可能性があります。(理由は、広葉草でイネ科の草を抑える方法だからです)
『高刈り』のまとめ
草刈り機の刃への負担が減るかもしれませんが、草刈りの回数が増えるので全体的には?です。
暑くて回数が増えるのは辛かったのが本音です。
まとめ
『下刈り』は大掃除って感じかな?盆と正月。あと大事な時に奇麗にするイメージ。
『高刈り』は普段から少しずつ掃除するイメージ。
『高刈り』の方は普段から小綺麗にしている感じでしょう。
今年はカメムシがスゴク多く思いました。