草刈り機の刃には多数の種類があります。
大きく分ければ4種類です。
- チップソー
- ナイロンカッター
- 金属刃
- その他の刃
万能なのが、①のチップソー。
安全面を考慮すると、②のナイロンカッター。
パワーとコストを重視すると、③の金属刃。
上記のように考えることができますが、3種類の中にも種類が複数あります。
使う場面、切る物によって草刈り機の刃は交換するのをおススメします。
この記事では草刈り機の刃について説明します。
なので、刃について詳しくなってください。
- 読者さんのメリット
- 草刈機で使う替刃の修正を知ることができます。
結果、替刃を購入する場合に悩まず選ぶことが出来ます。
チップソー
草刈機を購入する時に最もよく備え付けてある刃がチップソーです。
草など比較的やわらかい物を刈る時には、刃の数が40程度ほどで良いと言われています。
竹や笹などの固い物を刈る時には、刃の数が多い方が良いと言われています。
販売されているのは、刃数が35~60の商品です。
しかし、刃数が60以上の品も存在し、最も一般的な商品は35~40の品です。
刃数が多いほど、奇麗に切断できると言われています。
僕は、草刈機で竹などを切った事がありません。
金属刃
コスト的に良いと判断した理由は、刃を自分で研ぐことが出来るからです。
しかし、刃数を考えると効率が悪く思いました。
結果、僕の判断で研ぐのはNGとします。
金属刃にも複数の刃が存在します。
- 2枚刃・3枚刃
- 4枚刃
- 8枚刃
- 笹刈刃(上の3種類とは異質です)
2枚刃と3枚刃
経済的にも効率的にも良い刃です。
しかし、2枚刃・3枚刃/4枚刃/8枚刃の中で最も危険なのも理解してしようしてください。
4枚刃/8枚刃と比較すると刃の長さが最も長く、異物に当たった時のキックバックが最も大きいと言われています。
その結果、使用するときには、障害物や石の有無などを確認し、完全防備で作業を行うように心掛けてください。
2枚刃を禁止している地域もあるので使用する地域の条例を確認してください。
4枚刃
刃の長さが2枚刃・3枚刃と比較すると短くなります。
形状としては丸形の十字型形状の金属刃が4枚の刃付いた感じです。
広範囲の草の刈払作業に適しています。
8枚刃
刃の長さは、これまで紹介した2枚刃・3枚刃/4枚刃と比較すると、各段に短くなります。
使用方法としてはチップソーと同じだと考えてください。
今考えると、4枚刃を使用するのも面白いかなとも思ってます。
チップソーと比較した場合、刃が壊れにくく草の巻き込みが少ないと言われます。
笹刈刃
笹刃とは、30〜40枚の刃が付いています。
よく切れるので硬い枝や木を切りやすく、山での下刈りにも向いています。
チップソーのチップほど硬い材質ではないので、切れ味を維持するためには頻繁に研がなければいけないというデメリットが存在します。
ナイロンカッター(ナイロンコード)
知人の人たちが良く使用しているのが、ナイロンカッター(ナイロンコード)と言われている刃です。
刃と言っても、少し太いナイロンコードを草刈機で回転させます。
そして、ナイロンコードが当たった衝撃で当たったもの断裂していく考えてください。
デメリット
小石などの飛散が多いことです。
道の近くで飛散した小石が自動車に当たったら、修理費を支払う事になる最悪です。
メリット
チップソーや金属刃は鋭利な刃で切断するのに対して、ナイロンカッターはナイロンコードの当たった衝撃で断裂していきます。
切っていくチップソーや金属刃と比較すると安全性を考慮した刃だと考えます。
コンクリートの壁など障害物にあたってもキックバック(衝撃)があまりないので障害物とのキワにある草を刈るのに適しています。
ナイロンコードを触って切れることがないので、普通に持ち運びします。
草刈機を選ぶ
理想は26ccクラス以上の草刈機となります。
36Vであればガソリン式の25mlと同等のパワーを持つと言われています。
しかし、技術の進歩によって何cc以上?何V?以上と一概に言えないのが現実です。
その他の刃
チップソー/ナイロンカッター/金属刃以外にも多数の替刃が作られ販売されています。
これからも便利な替刃が出来ていくでしょう。
面白いと思う替刃の紹介をします。
セーフティーライトブレード
この替刃には興味深々です。
形状としては金属刃・4枚刃の刃数が7枚って感じですが、特殊ナイロン樹脂で出来ているのに気が惹かれました。
理由は、ナイロンカッターと金属刃(チップソー)の良い処を取った感じだと思ったからです。
飛散が多く思いましたが、コンクリートの壁際も刈りやすく思いました。
ナイロンカッターと金属刃の良い処も悪い処も半分づつ引き継いだ感じでした。
根こそぎ刈る刃
普通の替刃は平らで刃も横に向いています。
しかし、この替刃は刃の向きが下を向いているんです。
普通の替刃は刃が横に向いて、生えた草を刈ります。
しかし、この替刃の刃は下を向いているので土を削り土の下にある根を刈る感じです。
理由は、地下茎系の草がある処では茎を切断して使えないと判断しました。
フリーブレード構造の刃
障害物に当たっても、刃が動くことでキックバックが弱い構造だと思いました。
見た目にもカッコイイので使ってみようとも思いましたが、利用したことがないので詳しい紹介はできません。
まとめ
新しい替刃が出来て販売されています。
知らない刃も沢山出来て販売されていると思います。
販売されている替刃を把握できればありがたいのですが、一人では使える替刃の数も少数になるので勘弁してください。